TuneIn Logo
TuneIn Logo
Home
Search
Local Radio
Recents
Trending
Music
Sports
News & Talk
Podcasts
By Location
By Language
Sign In
Sign Up
太宰治
Premium Audiobooks
お伽草紙
戦時下、防空壕の中で子どもをなだめるために絵本を読んでやる父。しかしその胸のうちには、単なる昔話ではすまないドラマが生まれていた。太宰流に料理された「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」は、ユーモアとそこはかとない哀しみに彩られ、まさに絶品。演出=水城雄。【演出・朗読者について】可愛い顔に似合わず鋭い批評眼の持ち主、窪田涼子が大いに気に入り、時間をかけて取り組みました。若い女(兎)にひどい目に遭わされるオヤジ(狸)など、双方の心理に共感(?)しつつ、作品の中の現代性を捉えてクールに朗読。何度...
きりぎりす
「おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました」・・・貧乏ながら、周りに頓着なく誇りをもって生きていた画家の夫と、つつましく楽しい日々に自分の力を試す喜びを感じながら寄り添ってきた妻。夫が徐々に有名になり、金持ちになっていくにつれ、妻はいたたまれなくなっていく。「いまに、きっと、悪い事が起る」。真の自分を見失いたくないと必死の思いを吐き出す妻が、選んだ道は。太宰治の思いと重なるような、女の一人語り小説を朗読で。演出=水城雄。(C)アイ文庫【演出・朗読者について】アナウンサーとして美しい読みがで...
人間失格
他人を、自分を、欺き、道化となり生きてきた男は、しかし・・・ 数多い作品の中で、太宰治が自らのために書いたといわれている本著は、内面的真実の精神的自叙伝とも評されている。昔読んだ方も、ぜひ、もう一度。 Author - 太宰治. Narrator - 福士秀樹. Published Date - Thursday, 19 January 2023.
千代女(アイ文庫LIVE収録版)
作文が雑誌にとりあげられ、賞賛された少女が、教師をはじめ周囲の大人たちの過剰で的外れな期待に徐々に精神をゆがませていく悲劇。太宰治の佳作を、ライブ収録での緊迫感溢れる朗読でお届けします。音楽・演出/水城雄。【朗読者について】重度の身体障碍をもちながら朗読にうちこむ葉山ゆかりが、ライブ公演で発表した作品。少女の苦悩が胸の奥に届いてくるような朗読に、心を揺さぶられるに違いありません。※朗読において、今日の表現基準に照らして不適切と思われる語句や表現がある場合がありますが、発表時の時代的背景と文学性を考え...
思い出
作者の幼年期・少年期を書いた自叙伝的な小説で昭和8年、同人雑誌「海豹」に発表された。太宰の第一創作集「晩年」の中心をなす処女作。 Author - 太宰治. Narrator - 梶けいこ. Published Date - Thursday, 19 January 2023.
斜陽
美しい、本物の貴族であるお母さまは病んで死に向かいつつある。弟の直治は出征し、無事南方から戻ったものの心は荒んでいく。かず子は新しい時代を生きるべく、自分なりのたくましさを身につけていく・・・演出=水城雄。【演出・朗読者について】若さに似合わない落ち着きと品のある読みがこの作品にぴったり、と抜擢された澤田雅世。同性の一人語り文体、しかも語り手と同世代という、(一見あっていると思われがちですが)読み手としては最も難しい条件に、果敢に挑戦しました。聴けばおわかりのように、初の長編朗読とは思えない、物憂げ...
桜桃
「この、お乳とお乳のあいだに、……涙の谷、……」 手のかかる三人の子どもたち。家事はまったく無能な父。その間で八面六臂の大活躍で疲れている母……。「もう、仕事どころではない。自殺の事ばかり考えている」...
甘味(アイ文庫LIVE収録版)
あいぶんこアトリエでおこなわれた朗読ライブ公演から、「桃太郎」→「桃」→「水菓子」連想で甘いものをタイトルにした朗読をお届け。ライブの和やかさと緊迫感、そして実験的精神をふんだんに盛り込んだ内容で、これまでにないオーディオブックの楽しみ方を提案します。音楽・演出/水城雄。【収録作品】1. 新美南吉「飴だま」林恭子/2. 芥川龍之介「しるこ」野々宮卯妙/3....
眉山
新宿・若松屋の女中・トシちゃんは、太宰らが飲んでいるとすぐ図々しく話に割り込んでくる鼻つまみ者。太宰が連れてくる画家や音楽家をみんな小説家だと思い込み、ピアニストの川上六郎を川上眉山と勘違いする無知ぶりに、陰で「眉山」と呼ばれる始末。「眉山の大海」事件や「味噌踏み眉山」事件など滑稽な騒動を次々起こし、太宰らは笑いに笑って馬鹿にしていたが、そこに潜んでいた謎が解けたとき……太宰のシニカルな視線が最後に涙に変じるどんでん返し、人の優しさと哀しさがにじむ、何度聞いても泣けてくる名作短編を朗読で味わってくだ...
美男子と煙草
「古いもの」と独りでたたかいつづける男、太宰治。しかし、いつも酒を飲まずにはいられない気分で、ちょっと負けそうになってきた・・・そんなある日、雑誌の取材で上野へ浮浪児を見に行くことになった。おちぶれた“美男子”たちと、貧しいはずなのに煙草を吸う人々を見たと記者たちに語りながら、そこで彼が本当に見たものとは……。太宰の心情がにじむ佳品。演出=水城雄。【演出・朗読者について】「色物」を得意とする林恭子が文芸作品に挑戦。太宰は二作目といえ、一作目は「走れメロス」。今回は太宰という人間が濃くでた文章や人物像...